納豆を食べすぎると危険?痛風や脱毛の恐れも?安価な納豆の真実を解説

日本食の代表的な食材としてまた発酵健康食品として注目を集めている栄養豊富な国民食の納豆。

タンパク質が豊富で老化防止や美肌効果・便秘改善など数々の健康効果がうたわれています。

スーパーで100円未満で買えて健康に良いなら納豆で腹いっぱい食べてしまおうというあなたは危険かもしれません。

さて納豆の真実に迫って見ましょう!

目次

納豆の栄養解説 

健康完全食の納豆ですが注目すべきTOP6の栄養素を見てみましょう。

納豆菌=整腸作用

納豆菌は胃酸に負けることなく生きたまま腸内にたどり着きもともといる善玉菌を活性化させ悪玉菌を抑制して腸内環境を改善してくれます。

納豆菌は宇宙空間でも死なない・100℃で煮沸しても生きているという地球上最強の菌類なのです。

大豆イソフラボン=アンチエイジング

ポリフェノールの一種で、女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをすることから、ハリのある肌を作る効果が期待できます。

また女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをすることから女性の更年期障害の予防にも役立つと言われています。

ナットウキナーゼ=生活習慣病の予防・免疫力Up

納豆のネバネバに含まれるナットウキナーゼという酵素は血栓を溶かす作用があるといわれ血液をサラサラにします。

血栓がない健康的な血液ならば動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞の予防にも期待できます。

ちなみにナットウキナーゼは熱に弱いので熱々のご飯に乗せて食べるのはNGです

私の大好きな納豆パスタがダメ出しされてしまいました。

ビタミンK2=成長・骨粗鬆症予防

納豆に豊富に含まれるビタミンKは骨の形成に必要

子供の成長期を助け、高齢者に多い骨粗鬆症の予防にもビタミンKは大切です。

食物繊維=便秘改善

食物繊維は食後の血糖値の急激な上昇を穏やかにしたり、血中コレステロール値を下げたりする働きがあり、生活習慣病の予防に欠かせません。

鉄=貧血改善

鉄分の吸収に納豆は毎日取り入れやすい食品です。

鉄は酸素を全身に運ぶ赤血球を作るために欠かせないミネラルです。

また筋肉内に酸素を取り込む働きもあり不足すると酸素を上手く取り込めずに筋力低下や疲労を起こす原因にもなります。

素晴らしき栄養で完全食と言われている納豆ですが食べすぎでおこるデメリットがあるようです。

実は私も週に2〜3回、一回の食事の際に納豆を3パック全て食べていました。

納豆を食べない妻には引かれていました。

私は至って健康ですが納豆の真実を知り食べ方を変えています。

さて、納豆の真実に迫ります。

納豆の食べすぎで痛風や脱毛⁉食べすぎのデメリットを徹底解説

肥満

納豆のカロリーは意外と高く肥満の原因となります。

納豆1パック(50g、付属のタレからし込)のカロリーは86kcalとなり、ご飯1/2杯・マヨネーズ大さじ1杯と同等になります。

痛風

納豆はプリン体の含有量がかなり多く食べすぎは痛風の危険性が高まります。

プリン体の摂取量は、一日400mgを超えないようにするのが理想です。

納豆の1パック(50g)につきプリン体が57mg含まれています。

もちろんプリン体は納豆だけでなくほかの食品にも含まれているので知らないうちにプリン体を過剰摂取していると痛風の危険性が高まります。

ビール党で納豆好きの私には悲しい現実です。

脱毛や下痢、疲労感などなど

特に気をつけたいのがセレンという栄養成分。

セレンは大切なミネラルの一種ですが毒性も強く

過剰摂取を日常的に続けていると脱毛や下痢、疲労感、末梢神経障害などが現れます。

セレンには要注意!

安価な納豆の真実

納豆が栄養豊富でヘルシーな食べ物であることに異論はないでしょう。

間違いなくスーパーフードです。

ただしそれはあくまで「本物の納豆」の場合の話となります。

本来、納豆は自然のワラと蒸した大豆によってつくられます。

自然に存在していたワラに付着する天然の納豆菌が蒸した大豆の熱で繁殖し発酵して本物の納豆が誕生します。

スーパーに並んでいるような大量に流通する安価な納豆は天然の納豆菌で作られたものではなく大量生産のために開発された納豆菌を使っていす。

また納豆の原料となる大豆の国内自給率はわずか7%にすぎません。

そのため90%以上をアメリカやカナダの輸入大豆に頼っているのが現状です。

そこでクローズアップされるのが「遺伝子組換え大豆」

日本の法律上、遺伝子組換え大豆の含有率が5%以下なら成分表に表示する義務はないとされています。

そして問題がもう一つ。

付属しているタレの旨味の原材料はトウモロコシです。

こちらも日本はほぼ100%を輸入に頼っており最大の相手国はアメリカです。

アメリカのトウモロコシの遺伝子組換え率は7割以上とされています。

そして付属の辛子も大半のものに合成着色料や添加物が入っています。

付属の辛子の原材料であるウコンがどこから輸入されているかは食品メーカーのホームページを見ても記載されていない場合があるのです。

そのため流通経路がわからないことに不安を抱く人もいます。

大豆と同じようにどこまで厳格に食材の仕分けが行われているかわからないのが安価な納豆の真実です。

そもそも遺伝子組み換え食品は作物の生産性を上げ害虫に強い性質や新たな栄養素を加えるために行われる品質改良。

決して悪ではないと思います。

また「遺伝子組み換え食品が危険だという根拠はない」と同時に「安心であるという根拠もない」というのが現実的なところです。

まとめ

スーパーフード納豆のメリット・デメリットについてお伝えいたしました。

結論としては納豆は毎日1パック(50g)が最適解です。

付属のタレや辛子はポイしましょう。

また納豆の選び方は「国産大豆」を使ったものが売っていれば買いです。

ワラに包まれた納豆が買えればなお良いでしょう。

私も納豆1回3パック全食いを改め、毎日1パック食べるようにしています。

あなたに素晴らしい納豆との出逢いがありますように

「愛は食卓にある」

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